美への執念 ~戦時中~
先日、娘が鷹師入門のコースに参加するため少し離れた町まで出かけるというので、送りがてら旦那とクラクフ観光でもしようと出かけてきたのは、あの有名な映画「シンドラーのリスト」に出てくる工場の博物館。
ポーランドにはワルシャワにユダヤ総合博物館?ともいえる「ポーリン」がありますが、このクラクフの博物館は戦時中がターゲットです。
戦時中の町の様子なども再現されていて、なかなか見ごたえがあったのですが、ペレックをうならせたのは当時の美容院。
上品じゃないですか。
なんだか、エレガントでうっとりしてしまいました。
そしてふと視線を泳がすと当時の値段表がかけてありました。
さてさて、どんなことをやってもらえるのかしら・・・と目で追っていくと、あたしゃ、のけぞりかえりましたね。
戦時中ですよ。
なのに(?)眉毛や睫のカラーリングですか?!
マニキュアですか?(私はこのご時世でやってないわよ・・・汗)
すごいわ・・・今現在でもポーランド女性の美の追求は並じゃない、と思っていますが、これって平和ボケとかいうわけじゃないんですね。
もぉ、彼女たちの中のDNAに書き込まれているんですね。
恐れ入りました。
夕方、娘を迎えに行くと、鷹師のコースのはずなんだけど、なぜかふくろうと戯れていたらしい娘。
ま、いっか。