いい人はやめられない
数年前から「いい人をやめる!」的なテーマの記事を読みますが、時折(見かけだけでも?!)いい人に見えてよかった、と思うことがあります。苦笑
先週の土曜日は、クラクフ(私の住んでいる町からは高速で車飛ばして、そうですねぇ、1時間半はみといたほうがいいかな)で、鳥の学会がありまして出かけてまいりました。今まで、犬や猫の学会や研修は数え切れないほどでているのですが、鳥は初めて。というか、鳥のテーマ自体が学会や研修会が開かれることが少ないので出かけられる距離なら出席しようと申し込んでいました。
こんなスライドが盛りだくさん。キウイのイラストには笑ってしまった・・・
で当日、車にはナビがついてるんですけれどね、なんせクラクフ、運転が難しい。「え?ここで曲がるの?」「なぜ数秒前に警告しない!」とまぁ、ナビが悪いのか私の腕が悪いのか、とにかく車を指定の場所(と思い込んでいた 汗)に止めたら学会開始まであと5分。
駐車場にスタッフの人たちが数人働いていたので念のため確認。
私「あの、ここに車とめても、午後5時ごろまだ駐車場はあいてますよねぇ・・・」
スタッフ 「今日は夜更けまでイベントですよ~、×××社のイベント参加ですよねぇ」
ここで私の頭の中で警報がなり始めました。
私「え・・・鳥の学会なんですけど・・・」
念のために、前日に送付された地図をスタッフの人に見せると
スタッフ「あ、、、駐車場ここじゃないわ」
えぇぇぇぇ!!!あと5分で始まるのに間に合わない。
聞こえよがしに「やだ~間に合わない~」と独り言をいう私を見て、スタッフさんの一言。
スタッフ「いいよいいよ、ここに止めておいても。わかりゃしないって」
ということで、お言葉に甘えることにして、さらに念のために私が行きたい会場の最短距離を尋ねると
スタッフさん「う~ん、この会場かぁ。ここの駐車場を出て、ぐるっと建物を周って、、、10~15分ぐらい歩くかなぁ」
・・・それじゃ困るんです。
私「本当にもっと近道って存在しません?!どうしても迂回しなきゃだめ?!」
あせる私。遅刻って、大嫌いなんです。
ぎりぎり到着の私でしたが、私のあとにも5,6名遅れてきたので会場は満員御礼。多くは獣医学生や動物看護師さんだったようです。
スタッフさん、ちょっと考えると一言。「僕についてきなさい」と準備まっさい中の会場にドンドン入っていくので後を追いかけてみる。
そしたら、あら、中庭状になっていてスタジアムなんですね。
スタッフさんが指を指しながら「あの向かい側のミドリ十字がある場所、あそこの入り口があいてるから、ここのグリーンを突っ切って、あそこに入ったらあなたの行きたい建物に入れるはずだから。」
あら、、、建物を迂回せずに、スタジアムの中を突っ切らしてくれるのね。
100万ドルの笑顔(本当か?)で礼をいい、2分でスタジアムを突っ切りました。
いい人に見えた自分に乾杯!爆
でも、それ以前に、次回はもう少し時間に余裕を持って出発します。ナビを信用しすぎるとよろしくないですね。←自分の運転の腕を棚上げにしてこの言い草