小さな親切 大きなお世話、なら 小さな 一言は

 

 

 年末というか、クリスマス前の買い物フィーバーが始まってます。クリスマスには店が閉まるので、カレンダーを逆算してメニューを考えて食料品の買い物をしているのですが、これがまたすごい量。今晩遅くに息子が戻ってきて、週末には娘も帰宅するので、単純計算してもいつもの倍の食料調達をしています。

 いつも行くスーパーで、顔見知りの店員さんがレジにいました。いつも、一言二言、世間話をするのですがその日は私の前に並んでいた女性をさして

「これ、私の娘。27歳なのよ」

というじゃないですか。

 私はこの店員さんが、子供がいたところで中学生ぐらいかな、と思っていたのでびっくり。

 

 娘が27ということは、店員さんは最低年齢でも43歳のはず。

 

 見えません。すごい身奇麗で若いです。

 

 と、そのことを告げると彼女の口角がキュキュキュと上に向きます。

 

 そして、うれしそうに「あ、だんなに自慢しなきゃ!」と言うところがかわいい。笑

 

 最後は満面の笑顔でレシートを渡され、ペレック、ただ思ったことを口にしただけですごくいい気分となりました。

 

 ちっちゃなコトでも、いいことは言の葉にのせると周りが幸せになるようです。

 

 数年前に、知り合いからクリスマスプレゼントにいただいた本。「かぎりなし想ひだけ」ぐらいに訳しておきましょうか。著名人のいい一言を集めた本です。心が何気に乾燥注意報を発する手前に、パラパラとページをめくると、すぐに雨雲が現れてしっとりとさせてくれます。

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