世代を超えたリサイクル

 

 

 

 ただいま日本を満喫中の私です。ウィルス問題もありますが、基本的に健康(だけ)が取り柄の私ですし、マスク&手洗い&うがいを徹底しながらちょっぴり観光も続けております。先日は上野にある下町風俗資料館にでかけておりました。ここ、なかなか楽しいんですよ。古い家の道具なども手に触れることができ、モデルルーム?といいますか、再現された昔の下町の家の中にも(勝手に)お呼ばれして畳の上でまったりと座り古き良き時代を味わうことができます。

 

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洗濯板が気に入って、令和のこの時代に買ってしまいましたよ、私。

 

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 さて、最近ポーランドでは昔の良いものを見直す、そしてセカンド・ハンドの服はイケてるという雰囲気になっています。エコ意識の高い人たちが若者を中心にいいものを、長く丁寧に使おうという感覚ですね。服飾産業は結構環境汚染するセクターで、インドなどで繊維工場が水質汚染していると問題になっています。

 ファストファッションという、安い服が流行ったおかげで、多くの人が沢山の服を購入し飽きたらすぐポイ、とすることが可能でそれでオッケーだった時代は徐々に過去のものになってきています。着道楽が多いポーランド人の間でもセカンドハンドが流行り始めたということは、世界的にもその方向にすすんでいますね。いいことです。

 

 今回日本でリサイクル着物をいくつか購入しました。と、すると母親が「あなた、うちにもあるわよ!」と言うので、桐ダンスをのぞいてみると、ああ、でてくるでてくる。灯台下暗しってこのことだわ。

 

 中には私の祖母の着物もありまして、数点は非常にきれいな状態なのでもらっていくことにしました。墓の下のおばあちゃんもびっくりするだろうなぁ、彼女の着物がポーランドに渡ったと知ったら。。。

 

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 持って帰る着物関連一部。すでにスーツケースがはじけそうなほど荷物が詰まっているのですが、さて、どうやって持って帰りましょう。今更あせる私。