エコな草刈り

 6月の半ば過ぎだというのに、長袖を着こんでいます。今年の5月は本当に、寒かった。なんでも、中欧地域以外は世界的に温暖化していたそうですが、ポーランドはあまりに寒くて5月に蒔いた朝顔の種が、数日前に25度を超える日があったおかげでなんとか発芽した始末。1か月以上も土の中にいてふやけたのか、これだけしわしわの双葉を見るのは初めてですわ・・・。なんだか、湯につかりすぎた自分を見ているような気分。

 

 さて、雨が降らない日には開拓地に出かけて紫蘇やトマトの苗に水をやらなければなりません。ていうか、水やりなんてかわいらしい仕事以外に、猛烈な力仕事が山とあるんですけどね。

 

 芝を刈るのにも電気が今どこにもつながらないので体を張ってお仕事中の私たち。そもそも、電気式やオイル式の芝刈り機で毎年多くのハリネズミなどが虹の橋の向こうにわたっています。この開拓地も長らく人の手が入っていないのであちらこちらで生き物たちの小さな家があるでしょう。

 

 ということで、エコ推進委員会会長?の旦那さんは、実家から鎌を持ち出して(義父はもったいない精神が豊富な方なので、自分が使わなくて数十年という代物すら納屋から見つけ出す天才です。というので義父からのプレゼント)初の鎌で草刈り。背中と腰の筋肉にいい感じで効くらしい。

 

敷地前の草刈り。

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 でも、おかげで開拓地内の店子さんを発見。

 

 

日向ぼっこをしていたようです。後で調べたら、国内では保護対象のようでした。

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 このくらいの大きさなら蛇もかわいい。(毒蛇じゃない限りね)

 この蛇が白かったら、祀って社でもたててしまいそうだわ。なんだか、縁起がよさそうなんですもの。苦笑