新年おめでとうございます

明けましておめでとうございます

 

 昨年末に子供たちがクリスマス休暇で帰宅したのですが、お正月はそれぞれ地元の町でやることがあるそうで、娘も息子もいそいそと戻っていったため、20年ぶりの旦那と二人っきりの大みそか&お正月となりました。

 近所の空き巣症候群にかかったとみられる隣人は「息子が戻ってこない~さびしい~」と、つぶやいておりましたが、我が家は旦那も私も自分の趣味に忙しい人間なので『いやぁ、、、ゆっくりできて、よいね』と。← これでも愛情あふれる人の子の親 苦笑 

 

 今年もやりたいことは盛りだくさん。そのうちの、いくつできるかはわからないけど、とりあえず、出来そうなことからやってみようと1年の初めに決心してみました。

 

 今年もう少し勢いよく勧めたいものの一つは、開拓地建設ですね。。。とにかく資材が天井知らずの値上がり。いつくかのモノは歯止めがかかったものの、とにかく国上げてインフレ大行進状態ですので、今までの費用計算ではそうとう足が出そうなので計算のし直し。さらに国が『ポーランドの秩序』?てなネーミングの税金巻き上げ政策を実施したので(まぁ、これがこの政権あるある、の不備だらけのシステムで既に社会でめちゃくちゃ文句が出ている)国民の懐が寒くなる一方。

 

 だから、私も手伝うんです。と、小梅ブルトーザー、掘り返し中。

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 昨年末に『民話の会』に入会したのですが、もう、皆さんの熱意と情熱に驚かされました。会員の平均年齢が高いという話を伺っていたのですが、いや、これは年齢の問題じゃないですね。会員さんの熱意とやる気は、私の学生時代に好きなことをやっていた時のさらに上をいった熱感。

 皆さんのやる気と学習意欲に圧倒され、私もぼーっとしていてはいけないと思った昨年の暮れ。だから今年は私が好きな狐とタヌキ、それにポーランドやスラブの民話も絡めたサイトを構築できたらいいなぁ、と思案中。マニアックといえばマニアックなんですけどね。

 

 そして、人形作りと篠笛、書道も極めたいって、欲張りすぎですかね?

 

 年始草々、頑張ります宣言してみましたが、さて、年末にどんな言い訳総括になるのか気になります・・・。

 

 師走、というのがドンピシャの忙しい1週間がようやく終わりました。なにが、そうさせたかって、旦那が突然今お世話になっている設計士さん夫婦に『クリスマスプレゼントわたしたいなぁ~、そうだ、あの着物着た狐、作ってよ。お願いね』と言ったのが約1週間前。

 私が作る狐の人形、基本手縫いなのですごい時間がかかるんです。それも2体。さらに只今ポーランド日照時間が短くて、自然光の下でしか縫物のできない私には朝9時から午後3時までの時間勝負。

 針仕事、好きなのですが期限がある針仕事を始めると他の家事がストップするから困る。

 はい、ストップしたのは掃除。

 毛皮を着ている4本足が2頭も走っている我が家、毎日掃除が基本です。

 だから、1日でも掃除機かけないと、こう、なんだか気になる私。いえ、決して潔癖症じゃありません。今までの人生、掃除をちゃんとしろと何度言われたことか・・・。←それもそれでヤバい人認定

 ですので、狐が仕上がり針を置くと、今度はダイソンをもって、私も家の中を走り回っておりました。

 ああ、すっきりした。

 

 そして先日ようやくお役所から家の建築許可が下りたので、設計士、現場監督、建設会社の全員で会合。設計図を前に、あーだ、こーだと話し合い、今年の冬は厳しそうだというのと、土地が2週間は0度以上じゃないと土はいじらないほうがいいという話でやはり来年の春からの施工になりました。

 分かってはいたけど、ながっ!

  まぁ、今資材も値上がりしているし、インフレも絶好調?に続行中なので春ごろには状況も落ち着いているかなぁ、なんて当てのない期待をしていますが、へたすると資材もさらに値上がり、インフレもさらに進む可能性もあるのよね・・・。

 

 さてその間は、今住んでいる家を住み心地よくするため、いろいろと必要のないものを手放し中。ただ、本だけは手放せない挙句に、旦那も私も本の虫なので棚がすぐに足りなくなるんですね。そろそろキンドルも試さないと、日本の本は手元に届くまでに時間も金もかかるのでキンドルのほうが結局安くつくのですが、骨の髄までアナログ人間の私。紙の本が好き、好き、大好きなのです。『ブラックアウトになっても紙の本は問題なく読めるし』と妙な理由をつけてはキンドルに移れない私。でも、そろそろ潮時よね~。

 

 設計士さんは『わーいわーい!』と喜んでくれたようで、事務所の棚に飾っている写真をいただきました。

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一つ選んで、一つ諦めて

 以前、遊びに行った家で子供たちの手が離れた私が日々退屈していないのか、と純粋に質問されたのですが、いえいえ、全然退屈しておりません。あれやこれや、やってみたいことが多く、そしてこの歳にしてようやくできるようになったようなものもあり、一日あっというまに終わってしまうのですが、最近はそれに輪をかけております。

 

 はい。理由の一つは小梅ちゃんですね、っていうか現時点で彼女がほぼ原因。

 

 犬(特に子犬)がいると、とにかく時間配分の目星をたてておかないと、日常生活を営むうえでの一般家事という名の労働に全ての時間が盗まれる・・・。家事一般もさることながら、本に目を通すのも区切り区切りなので、短期戦。原稿を書くのはゲリラ戦?状態です。

 更に、私の好きな裁縫と楽器の練習時間も捻出したいから124時間だけというのが恨めしい。

 でも、一つこの数週間、諦めていたものがありました。

 

 日常着物生活です。

 

 コロナに入ってから、家の中で着物生活を始めまして続けていたのですが、小梅ちゃんが遊びでも歯を立てると着物が破れる・・・っていうか、すでに部屋着ズボンやスパッツが数本やられてボロボロ。家の中はいくら綿着物しか着てないといえども、かみ切られるのは勘弁してもらいたい、ということでここしばらくずーっと、洋服を着ていたのですが・・・うふふ・・・そろそろ戻れそうな感じ。噛み癖もだいぶおさまり、このままいけば12月には再び着物生活に戻れそうだわ~うれしいわ~!!!

 

 さて、だいぶ前に諦めて?いたもので、最近始めることが出来たものもあります。それは、「日本民話の会」の入会。だいぶ前からその存在は知っていまして、入会したいなぁ、でも会議などには全く出れないで会誌だけ読むのもなんだか違うよなぁ、と思っていたら、なんとコロナの影響で多くの集まりがオンライン化されたという話を聞きまして、私もめでたく入会させていただきました。いままで、頭の中だけで考えていたいろんな計画がこれをきっかけに形づいていく一歩になったらいいなぁ、と妄想中です。

 

 妄想だけは得意な飼い主と、寝るのが得意なリリットと小梅

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 あ、リリットさんと小梅ちゃんの間にあるボロボロのモノは、かみ砕かれた屋内草履です。見事なまでに、ボッロボロ。

お茶と篠笛 「日本の夕べ」

 

少し前の話ですが・・・

 

 まだ、暑さの名残の感じられる初秋にポーランドの古都クラクフの一角で「日本の夕べ」イベントがありました。

 

 友人はお茶の作法のレクチャーと披露、私は篠笛。

 

 友人も私も着物民なので、当日はお着物で。

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 私の篠笛は、純粋に趣味の範疇なのですが可能な限り毎日少しでも吹いて息を入れるにしています。篠笛は竹で出来ているので乾燥させすぎるとパリッ、と、、、えぇ、パリッと割れてしまうことが多々あるとか。高温多湿の日本で乾燥に気を付けるようにと言われているなら、パリパリ乾燥地帯のヨーロッパにある篠笛なんて毎日直接湿気をあてないと想像するのも怖い、ということで、とにかく自分吹け、と。

 

 イベントの前は、それはもう、ガンガン吹きまくりました。いえ、これは乾燥がどうのこうのじゃなくて曲の練習です。少しでも日本の楽器、篠笛のいい音を聞いてもらいたいと必死で練習しましたわ。

 

 

笛は篠笛楽遂工房さんの唄用6本調子

ピアノの上に広げている手ぬぐいは陶芸作家の高橋協子さんデザインのキツネ手ぬぐい

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 参加者の皆さんにも喜んでもらえて、友人ともどもホッとしました。篠笛の演奏前にプログラムとしてはいっていたお茶たての披露。演奏前は食べ物を口にできないので、見ながら『お茶菓子おいしそうだなぁ』と思っていた私の心のつぶやきが聞こえたのか、この友人はイベントが終わったら「はいっ」と、手にどっさり茶請けをもたせてくれました。いい友人だ、えへへ。

 

 息を吹き込めば音が出るリコーダーと違って、篠笛はそう簡単には音が出ません。ということで、テクニック向上とかそういう以前に(私は)基本的な毎日の練習が欠かせないのですが、、、

 黒猫リリットさんは私が笛を吹き始めると邪魔をするか逃げるかのどちらかなのですが(これ地味に傷つく)、柴犬の小梅さんは完全スルーで最後は近くで寝ます。

 名は体を表すといいますが、日本名を付けたから篠笛の音が気にならないとか?!

 そういえば、小梅さん、最近糠漬けも美味しそうに食べてるもんなぁ。

 

 

 

認知症かメンヘラ、究極の選択

 人間でいうところの、40歳のリリットさんとの生活に慣れている私たち夫婦に、人間3歳児並の子犬の世話は考えていたより重労働でした。苦笑

 旦那も私も40代ですので、リリットさんとはこう、阿吽の呼吸で生活リズムが合うんですね。が、3歳児に阿吽の呼吸を要求してはいけない。

 最近は朝、旦那と「なんだか、まだ眠いね」と言いながら起きる日々。小梅ちゃんは夜のトイレに庭へ連れて行かなければなりません。これが永遠と続くわけじゃないから、我慢我慢、と念じつつ早く一晩通して寝たいと願っている私たちであります。

 

同世代のリリットさん。もう、言葉なくても通じ合えます。

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 さて、ポーランドの首相、やっちゃってくれてますね。イギリスの経済高級紙「ファイナンシャル・タイムズ」でポーランドはEUにピストルを突き付けられているようなものだ、とか、ポーランドとEU の間で世界第3次大戦が始まったら、、とか言っちゃうし。もう、びっくり。

 ポーランド、現政権のやりたい放題で民主主義の基本が揺るいでおりまして、さらにはEUで決められている法よりもポーランド(っていうか、現政権が作り替えた)の法を優先すると言い切ってしまいました。ですので、EU の基本理念が尊重されないならEUの補助金は出せない!と言われたのですが、そうしたらポーランド(の現政権の人たち)、逆切れしてますからね。

 首相をはじめとして、ポーランドとEUの旗が一緒に掲揚されていたものをこれ見よがしにEUの旗だけを削除した政治家は「なんで私たちポーランドを仲間外れにするのよ!」と怒り出し、はたまた別の政治家は「補助金なんてポーランドには必要ない!」と言い切ってみたり。(そしてその舌の根の乾かぬうちに「EUは期日に金を振り込まない」とかシレッと言うし)

 たまに、この人たちって健忘症なのか、それともメンタルがいかれているのか、それともそのどちらともなのだろうかと考えることがあります。

 こう、言動が一致しなさすぎて、周りの人間が自分のほうがなにか勘違いしたのか?と心配にさせる人たち。

 むか~し、ポーランドでこういう場面に自分が出会ったとき、自分のポーランド語能力に問題があったのだろうか、と思い悩むこともありました。

 が、時と共に私は悟ったのです。

 一定数の人間は作為的に過去の言動をすり替えていることに。

昔、仕事でもそんなことありましたね。

一緒に働いていたポーランド人の通訳さんが、私にケチつけてきた経理課の女性に「ちょっと、貴方さっきと話が違うじゃない。ポーランド語で話ししたわよね?」と、この経理の女性の認知症状?を指摘してかばってくれたこともあったなぁ。

 だから仕事では、言った言わなかった、と水掛け論を避けるために書類を製作する、とはいいますが、同じ社内での小さな約束事にいちいち書面で確認しませんからねぇ。ほかの現地の会社で働いたことある日本人の話を聞くと、多くの人が同じような経験していますので、すり替え作業の好きな人は結構な数でいるのですね。そして他の人に責任を擦り付ける、と。

 はい、ポーランドの現政権の政治家、そんなメンヘラがわらわらいらっしゃいますわよ。

 

 

 

 

 

ガス不足&値段高騰の寒いポーランドより

 再び、更新が滞っていました。汗

 日本は10月後半に入ってようやく涼しくなり始めた(着物民の方たちが、暑くて浴衣を長く手放せず、といってそろそろ単衣を着ようかと思ったら今度は涼しくて袷を急いで着ているという話をチラチラ耳にしました)ようですが、こちらポーランド、もう、9月からガッツリ寒かったっす。

 

 9月なのに、平気な顔して日中気温15度とかでしたが、私を含めポーランド人をもっと震え上がらせたのはガス・電気代の値上がりですね。

 

 ある町では、ガス代が270%上昇になる計算らしく、さすがの私ものけぞりかえりました。欧州エネルギー不足なので、全体的に値上がりするのですが、それでもそのえげつないほどの値上がりを見せるのは国営ガス会社と契約しているところではなく民営会社と契約を結んだところ。少し前までは、『国営よりガスを安く提供』ということで契約者数を伸ばしていたのですが、この欧州全体のエネルギー不足(ロシアにガスを依存しすぎましたね)で価格暴騰。そして例年より寒いんじゃないかという秋をむかえ、今年の冬はめちゃ寒が予測されている今。

 

 ガス暖房したら、家計が破綻。電気も凄い値上がりをみせているので、これも避けたい。そして石炭は環境汚染につながるからダメ、、、となると、何でしょう、この冬は寒さの我慢大会をしろってことでしょうか。

 ちなみに、我が家の暖の80%は暖炉なのですが、薪なども多くの店で売れきれご免となっている模様です。うちも、備蓄しておいた薪をチョロチョロ燃やしておりますが足りるかしらん、、、。

 

 さらに、値上がりはガスや電気にとどまらず、先月のインフレ率は先日上方修正されて6%とかいってたなぁ。食べ物も軒並み値上がりしています。ちょっと前まで6ズロチで買えた1リットルの食用油、昨日店で見たら9.99ズロチになっていた・・・。鶏肉もガッツリ値上がりしているし、あ、豚のひき肉がセールだな、なんて思ったらその前日か前々日にチェコがポーランド産のひき肉から規格以上の抗生物質が検出されたために輸入停止したというニュースがあったので、そのせいか、と妙に納得してみたり。とにかく、生活費がガンガン値上がりしている2021年ポーランドの秋です。

 

 さて、我が家は家族がちょっと増えました。(いや、2本足で歩く家族じゃないから ←速攻否定)

 数年間のブランクをおいて、先週末から柴犬の小梅ちゃんが加わりました。

 ブリーダーさんから血統書を渡されて、小梅の先祖たちの名前を追っていくと、まぁ、、、、いるわ、いるわ。日本人(の名前)がいっぱい!小梅ちゃんのお母さんは、かよこさん、だしね。ブリーダーさんがこの、お母さんを呼ぶときに「かよこー!」と声を張り上げているのを見て、自分の名前じゃないんだけど、日本人として、こう、なんだかムズムズしてしまいました。苦笑

 一番目を引いた名前は、そうですね、豊臣秀吉でしょうか。

 何故に秀吉?!

 さて、気にしていたのは黒猫リリットさんの反応。一人っ子大好きなので、へそを曲げるかな、抗議のプチ家出するかな、と心配していたのですが相手が猫じゃなければ心はそれなりに広いらしく?平常運転でやりすごしています。

 ああ、よかった。

 

現代っ子の小梅はノートパソコンの上で寝る・・・

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オレオレ詐欺

更新、めちゃくちゃ滞っていましたね。汗

実は7月の頭から、子供たちが二人とも大学のある町のインターン先に向かいまして家を出ました。長かった・・・・私の人生で一番長い(子供の)夏休み?といいますか、子供たちが朝から晩まで家にいるという生活が1年半続いていましたからね。

その反動?で7月は自分を思いっきり甘やかしましていましたの。

はい、何もせず、何もせず、ただひたすら、何もせず。

オホホホホ・・・・。

 

 家造りの方は、ぼちぼち、本当にゆっくり進んでいまして、先日は家の雨戸の素材を見に別の町に出かけておりました。この町(いや、違う。これは村ですな)が、実は旦那の母方の本家があるところでして、旦那が「ついでにちょっと挨拶に行きたいなぁ」とかぼやいておりました。私的には、『こら、突然分家のそのまた分家のような人間が、それも日本人を連れてやってきたらめちゃくちゃ怪しいじゃんよ。それはもう、立派なオレオレ詐欺まがいだよ』と思っておりました。

 だって、突然家に知らない誰かがやってきて『親戚です~』なんて言われてもねぇ、困るってもんだわ。

 とりあえず雨戸を扱う家というか会社に出向いて、いろいろと話している途中、やはり自分の本家がここにあるというのを言わずにはいられない旦那。相手は若い人だったのだけど「本家の苗字は?ああ、***家ね。ちょっと待ってくださいね」と、母親を呼んでくる。

 母親はすぐにやってきて、あれやこれやとお話してくれて、村で撮った写真をもってきて見せてくれて、これはなかなかよく獲れた写真集だったのでみていると、ん?なんだか知ってる顔がある。

 よくよく見たら、私も知ってる旦那の叔父さんが写真にいた。

 「あれ、これ叔父さんじゃん」

 と話すと「あらそう?ああ、そうだ。この彼の姓も***だわね。時々この村にやってくるのよ~」と。

 ここで、オレオレ詐欺の疑惑は溶けたのかどうだかわかりませんが、母親のほうがが「歩いてすぐだから、本家、行ってらっしゃいよ。あ、戻ってきたら、うちでお茶でもしましょうね」と。

 その半端ない、もてなし感になんだか申し訳なく半分顔が引きつる私を横に、旦那はもう、ウキウキ。

 

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村の中心。ここは、幼稚園も学校もない村です。買い物するにも隣町へ。ただ、卵や牛乳は、あさ籠の中にお金を入れて門の前にぶら下げておくと、品物がはいっているそうな。

 

(※ 昨日張り付けた写真は、隣町の中心地のもので間違えました!すいません!!!)

 

 

 

 そして歩いて80mぐらい先の家のドアをノックし、分家の云云かんぬんだと説明すると「じゃ、まぁお茶でも」と庭に誘われ昔話に花が咲く。

 私にはさっぱりわからん親戚の話がたんと出てきて、暑さと卓球選手権のような会話を聞き続け意識がなくなりかけたところで、お暇をすることに。旦那はそれは楽しそうだったから、まぁ、いいでしょう。

 その後、先ほどの雨戸の会社の母親には一応、挨拶はしてお茶は辞退して帰ろうと思っていたら、息子のほうが待っていて、「じい様が話したいと言ってるので、お茶していってください」といわれ家の中へ招かれ、お爺様を囲んでお茶会。突然の客にちゃんとケーキまで出るのが素晴らしすぎる。こちらのお爺様、90歳は超えている方なのですが、まぁ、しっかりしてるんです。握手の時も握力ちゃんとあるし会話が普通に成り立つんです。旦那の本家(で既に他界している)の人を数人覚えているらしく、あ~でもない、こーでもないと和やかにお茶をいたしました。

 ちなみに、こちらのお母さま、「息子のところで雨戸買わなくてもいいから、また遊びに来てね。楽しかったわ~」って、、、いやいや、お母さま、もしかしたらすごいやり手の営業部長かも。苦笑

 旦那のセンチメンタルもあるし、こちらの雨戸は日本の焼杉の技法をとりいれているものなので多分こちらでお世話になるので、次回は購入時にでもまたお伺いする予定です。

 

 しかし、よく本家の人はよく私達を追い出さなかったもんだ、といまでも感心しております。