勘違いな日本語 「それはキモノじゃなくて・・・」
ただいま私の住む地域では学校が休みなので、私が日本語を教えているIちゃんもただいまケニアにでかけています。この家族、旅行が好きなようで確か年末は親が、子供を置いてペルーかどこかに出かけていた気もするけど、とにかく暖かい場所が好きな一家。そして、先日旅行前の荷物を詰めていてIちゃんが「先生!お母さんがね、水着の上に着れるキモノを買ってくれたの~」と報告してくれました。
私が日本を出ているうちに、なにか技術革命でもあったんでしょうか?
水着の上に着る着物?!いや、彼女はキモノと言ったか?
「赤でね~、前をリボンでむすんで~」
着物は帯でしめるんでしたよね。私、最近着物の古着屋をちょくちょく覗いてますが(ネットでね)リボンは見なかったな。
なんだか、腑に落ちない顔をしていたのでしょう。Iちゃんが携帯で「これこれ~」と見せてくれたその画像は、私には百歩譲って場末?のキャバレーのネグリジェにしか見えなかった。汗
これ、どう見ても着物じゃないでしょ。いや、キモノでもないでしょ。
そういえば、ちょっとまえにアメリカセレブのカーダシアンが、kimonoというブランドで補正下着のブランドを作ろうとしていましたが、まさにこの衝撃。
いえ、このネグリジェみたいなものを、太陽の下で水着の上に羽織っているのは嗜好の問題なのでいいのですが、このヒラヒラの布をキモノと呼ばれるのは抵抗あるかも。
日本語教師として?もちろん「これ、キモノとはちがうかな。羽織りものにしときましょう」とコメントしておきましたが、いやはや、こんなのが世界でキモノなんて呼ばれていたらめまいがしてくる。
勘違い日本語といえば、最近食堂で頻繁にお弁当を広げているといううちの旦那。そしたら先日、若い社員が隣に座り「へ~日本じゃ毎日スシたべるんですか」と。
いや、私はお弁当に寿司を詰めた記憶は一切ない。汗
旦那も???だったようで、「これ、寿司じゃないけどね」といったら、盛大に驚いたそうです。
彼の理解では、あのような弁当が寿司だったらしい。
盛大に驚いたのは、家でその話を聞かされた私ですわ。
勘違い、しすぎです!