心落ち着く九九

 

 

 先週、某系列の店でアジア週間がありました。アジア週間の折には、私かならずやその店に参上いたします。

 

 お目当てはお米。まぁ、日本のいいお米と比較してはいけないのですが、土鍋で炊けばとてもおいしく頂けるこの500gパック。普段は一合半~2合を炊いて4人で食べ終えるか、旦那と二人の時は1合半を炊いて残りを冷凍しています。

 

 で、子供たちが帰宅の折にごっそり米をもっていってしまったり、米を送ってくれと緊急連絡がはいるので、地下の食糧庫は日ごろからチェックをしつつ米の残量をチェックしています。

 

 14パックが一つのケースに入れられて店に並ぶお米さんたち。それを「そ~れ」と買い物かごに積み込むこと5ケース。『10×5で504×520、ああ、70パックね』と思いながら買い物を進めレジに到着。

 

 つい最近学校を終えたであろう年齢の若いレジのお姉さん。私のかごのなかを見て「すごい!いくつか、数えました?」と、聞くので 「14パックが5ケースだから、計70パックのはずだけど、、、確認お願いしてもいいですか」と返答。

 

 自分の答えがあってるのは知っているけど、念のためにお店の人にも確認してもらいたい。そうしたら「14パックが5ケース、、、、うん、、、、だめだ」とおもむろに携帯を取り出して計算機を打ち始めました。そして「おお~本当だ。70パック。すご~い、頭の中で計算しました?!」なんだか、キラキラとした目で見られてしまいました。

 

 うん、日本の九九を暗記させられた私の世代なら、ほぼ例外なくこのくらいの計算は頭の中でできるはず。苦笑 

 何があっても口からスラスラ、そしてジワジワでてくるんですよね。それはまるで、お坊様が念仏を唱えているぐらいの心の静けさで。(←多分ね)

 

 きっと、ポーランドで教育を受けていたらこれ、計算できなかっただろうな~と思い、いろいろやり玉に挙げられている日本の教育もいいところあったよね、と思いをはせてみました。

 

 

 

 会計を終わらせようとしたら、レジのお姉さんが米を指して「こ、これ領収書いりませんか、、、?」と聞いてきたのですが、なぜか「まさか、この米を家庭で消費するんじゃないわよねぇ、うそでしょう?」という風にも聞こえてきたのは気のせいでしょうか。ま、日本でも35㎏の米を一気に買う家庭もそうそうないか。

 

左がアジア週間でゲットの米。真ん中が、ネットで買う米。右が一番高くて、、、友人からいただいた米。(Nさん、ありがとう!)

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