心地よさと騒音までの距離

 

 

 ただいま我が家の庭、「ブン・ブン・ブン 蜂が飛ぶ~♪」のスイッチがはいりました。庭に出る部分がちょうど緑の壁といいますか、カーテン?状態になっていましてこのおかげで猛暑の日でも多少は涼しげにすごせるのですが、この緑が小さな花をつけます。

 

時に我家の猫の綱渡りならぬ、緑のカーテン渡り(この上を歩いてたりする)を見ることも可能だったりする

 

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 それにやってくるミツバチたちの大合唱、、、というか羽音ですね。

 

 我が家の旦那はこの音がリラックスできて大好きなそうで。

 

 確かに聞いていて心地いい。

 

 それなのに同じ羽音でも、ハエや蚊だとイラッと来るのはなぜでしょうね。

 

庭の壁の間に見事に巣を作ってくれた様子なのがこちらさま。マルハナバチ。こちらから手を出さなければ、襲ってくることがないので、近くを飛んでいても気になりません。モフモフしていて、かわゆい。。。

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 (画像はネットから拝借)

 

 鳥の声も多くの人には「心地よい」と脳みそが反応するそうですが、なかには「うるさい」という反応を示す脳みそもあるそうですね。知り合いの知り合い(つまり、私にとっては真っ赤な他人ですな)が、森の近くに家を買って、開口一番「鳥の声が朝からうるさい」と言ったそうですからね。いったい何を間違って森の近くに引っ越したのでしょう。

 

 

 先日、フランスで町から田舎地域に越してきた人が隣人の農家さんの鶏がうるさい、と裁判所に訴えたというニュースを見ました。鶏の飼い主は「それが田舎の魅力なんだ!卵は木になるとでも思ってるのか!」と前面闘争の模様だそうですが、ポーランドでも結構もめています。都会から脱出した人たちが静けさと雑誌に出ているようなお洒落なカントリーチックなお洒落な生活を夢見て田舎に住み始めてみるものの「臭い(まぁ、土地いっぱいに馬糞なんかがまかれたら間違いなく臭い)と騒音(収穫期なんて朝から夜までコンバインが走ってるでしょうからねぇ)」で、土地の農民を訴え裁判なんかもやっています。

 

 この騒音もある意味主観的な物差しなので、「私が大丈夫なんだから、あなただって大丈夫のはず』というものでもないとは思うのですが、、、、ですが、田舎に住んで「鶏の声がうるさい」はないんじゃないの?!と思うのは私だけじゃないと思いたい。。。