ブラックアウトとそのにほい

 

 

 先週末、学生寮に残った娘から悲鳴に似た嘆きが聞こえてきました。なんでも、ここしばらく、電気の調子が悪い部屋が多数あったそうなのですが、週末になり、彼女の階もお湯がまったく使えなくなったと。

 

 上の階では、すでに1週間以上、暖房やらシャワーやらに問題があったらしく(先週まで5月とは思えないぐらい寒かったんですよ)、学生たちもスポーツクラブにでかけてシャワーを浴びたり、ほかの友人宅に出かけて貸してもらったりと、いくら貧乏学生でもさびしすぎる、という生活を余儀なくされていたとか。

 

 今週は雪崩のように試験がある(これがまた、期末試験じゃないから泣けてくるらしい)ため、寮に残ったのに寒いし(シャワーを使えなくて)自分がくさいし、という、まぁ何だか「くさい」と言っても貧乏くさい?生活を余儀なくされたそうですが、学生もいい加減カチンときたようで、「電気やシャワーが使えなかった分の寮費の軽減を求める!」と署名が始まったそうです。そうですね、ここらへんはやっぱりヨーロッパ人。そういう動きは非常に早いです。この早さを「修理」とかいうものにあてはめたらいいのに、ここら辺のキーワードには非常にのんびりなんですよね。

 

 いくら湿度が低いとはいえ、それなりに体臭のあるヨーロッパ人。それをごまかすために香水があるんですものね。

 

 う~ん・・・週末の寮、いろんな意味で臭かっただろうな。苦笑

 

 以前、娘が寮にアンギンカという植物を持っていったのがわかる気がします。この植物、揺らすとレモン系のサッパリしたにおいがするんです。。。香水じゃなくて、これでごまかしてるな、きっと。

 

繁殖力が強いので、すぐに一杯になるこのアンギンカ。生きた動物以外にも、昔生きていた(!)動物の骨や皮が部屋の中に転がっている?獣医学生の部屋には必需品かも。

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