いろいろな愛

  ポーランド、1月2日から平常運転なので仕事も学校もあるところはあるようなのですが、大学生の我が家の子供たちと、「ええい、日本人の奥さんがいるんだから(?)今週は休みだ!」と今週いっぱい休みの旦那のいる我が家はまだ正月気分が抜けておりません。

 

 ですので、昨日メールで「せんせ~!明日(3日)の日本語の授業ありますか~?」とかわいく質問されたのですが、「まだお休みですよ~」と返信してしまいました私です。12月の24日だろうが、25日だろうが精神的に問題なくサクサク仕事ができそうな私ですが、さすが三が日は仕事から解放されたい。あ~私って日本人。←仕事をしたくない言い訳じゃないかという質問は却下です。苦笑

 

 子供たちが高校生までは、休みになるとあちらこちらに連れて出かけていたのですが二人とも大学生の今は家に戻ってくると地元の友人とも約束をしているというので、ぐうたら寝正月をきめこみました。いいですね。なんだか、こう、レンタルビデオを借りこんで、毎晩鑑賞会です。

 

 イギリス、フランス、ロシア、ポーランドもの等といろいろ観たのですが、一番は北野武が監督したDolls。特に期待はしてなかったのですがいい意味ですごい裏切りにあった感じです。背筋がゾクリとするのに美しい。美し妖しすぎる狂気の愛に圧倒されました。とりあえず、これを観るとその日はもう終わったも同然ですので夜の鑑賞をおすすめします。

愛といってもゆがんだ愛、といえばポーランドとフランス、ドイツ合作の

ja.wikipedia.org


 (これ、ポーランド語ではスポンソリングというタイトルでスポンサーをする、つまり金銭で援助をするというニュアンスがあります。もちろん、この映画の中での意味は援助交際ですね)も観ました。気だるげな感じの雰囲気がいかにもヨーロッパ映画でなかなかよくできた作品です。この映画は、見終わった後に喫茶店でコーヒーでも飲んで頭の中をすっきりさせたくなる感じでしょうか。

 

 年始から愛について熱く語ってしまいました。そろそろ、日常モードに戻りたいと思います。(ん?日常に愛はないのか? 汗)

 

 

仕事モードに戻らなきゃ、ということで 愛犬の友 1月号 にペレックの定期レポートが掲載されています。お時間のある方は是非どうぞ。

 

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#愛犬の友 #ジュリエット・ビノシュ in ラヴァーズ・ダイアリー #Dolls