ポーランドばあちゃんのベジタリアン編
ポーランド。ベジタリアン人口がすごい勢いで増えています。頻繁にホームパーティーを開いている知り合いは「先日のパーティーなんかね、客の半分が最近ベジタリアンに変わったとかいうのよ。用意したハムや肉はどうすりゃいいわけよ?」とブツブツつぶやいていました。
そうねぇ、当日にカミングアウトされても困るわよねぇ・・・。
今朝、土砂降りの中友人宅にお茶をしに出かけたペレックなのですが彼女の娘もまたベジタリアン。
これはもう1年以上続いているそうなのですが、先日彼女の姑のところに子供たちを連れて出かけたときのこと。
友人の姑「久しぶりに来てくれるんだから、ブルベリーの餃子(餃子の中に肉じゃなくてブルーベリーがはいっています)を作ろうと思ったのよ。・・・でもね、忙しかったし、結局お店で買っちゃったわ。いま餃子をだすわね」
と、出されたお皿の餃子。半分に切った友人の息子が「あ、マグダ(友人の娘の名)は食べれないね。肉の餃子だもん」と。
そこでハッ、と孫がベジタリアンだったと思い出した姑さん。
「マグダ、だって、肉なんてほんのちょっとしか入ってないわよ。食べたうちにはいらないってば!」
と力説してみるものの、娘は「いらない」の一点張りだったそうで、ちょっと困った姑さん。
「そうだわ」と手をたたいてにっこり、孫に向かって一言。
「餃子がだめならソーセージがあるのよ。どうかしら?」
きっと、マグダちゃん、こんな感じでのけぞりかえったでしょうよ・・・
のけぞりかえって寝ているリリットさん
我が家もこれから客を招待するときは事前にベジタリアンかどうか確認しなきゃいけなそうですな・・・。