外人ライセンス

 

 

 昔々、日本に住んでいたころ何かの記事でアメリカ人(だったかな?)が、日本でスピード違反をしてパトカーに止められても、英語で押し通せば無罪放免?だったというのがありました。が、ある日再び止められて(っていうか、このドライバーさん相当運転荒い?)またいつももように英語で押し通そうとしたら・・・どう見てもバリバリの日本人の警察官が英語もバリバリだったようで、英語で違反切符を切られてしまったそうです。

 

 そこで彼の『外人ライセンス』の幕は閉じた・・・という内容だったと思うのですが、我が家の子供たちもいろんな場面で使っています、この外人ライセンス。苦笑

 

 

 娘は何かの面接になるたびに(たとえそれが高校卒業試験でも!)、『生まれは東京なのね!』から始まり、試験官が『日本の話を聞かせてよ』となるそうで、そういう面接の後はほぼ100%、いい結果がもらえるそうです。

 

 先日運転免許を受けた息子。残念ながら、彼の出生地は東京じゃないので一般のポーランド人にはピンときません。(出生地を東京にしなかった怠惰な母を許せ、息子)が、そこは高田純二に密かに弟子入りしていたんじゃないかと思うぐらい口がたつ息子。

 

 助手席でチェックをしている試験官に日本の四方山話を展開し、さらに試験官がボールペンを握った瞬間(減点されるかも、とあせったらしい)にはとにかく笑いが取れる話をぶちまけ?・・・一発合格して戻ってきました。

 

そして息子の一言。『この外人ライセンス、大学入試でも通用するかな~』

 

ライセンスをあてにするんじゃなくて、勉強するんだよ!