命の水

 

 

 何年も水道水をそのまま飲んでいる我が家。まだ、水をペットボトルで買っている家庭も多くありますが、最近のトレンドは「ボトルで買ったらプラスチックのごみが出るじゃないの!やめましょうよ!」ということで、数年前に比べて水道水を飲む家庭がどんどん増えてきています。

 

 中には、水道水を食事に使うのが怖いという人がいますが、基本的に水道水は水質が絶え間なく検査されている状態なので飲めるぐらいに安全かどうか、と聞かれたら「安全です」と答えれるはず。時々、ボトル水のほうが菌かなにかが検出されている状態のなので(まぁ、発見されたころにはすでに膨大なパレット数が出荷されているはずなんですけどね)どちらが安全かと聞かれたら、なんともいえないレベルですかね。

 

でも、今は菌もさることながら、水に溶け始めたプラスチックのほうが気になります。

 

 15年以上前、ドイツに住んでいたころ隣人さんがガラス瓶で水を購入しているのを見て「重くない?!なんでプラスチックボトルにしないの?」と聞いたら「いくら安全と聞かされてもやっぱりプラスチックにつめられた水ってどうもね・・・」といっていたのを思い出しました。水がつめられるプラスチックボトルは基本的に安全で水に溶け出すことはない、といいますが、はて、でも最近温度が一定以上になるとその安全性に疑問が出てくるという発表もありました。

 

 今、水の中に溶け出しているプラスチックが世界的に問題でポーランドの水も例外ではありません。そもそも、専門家の話によればポーランドの水質は好ましくないレベルだそうですが、好ましい好ましくないを通り越して既に生殖機能を失った魚まで発見されているレベルの川もあります。ということで、これ以上地球上にプラスチックを増やさないことを考えて我が家の水は水道水となっているのですが、やっぱりにおいが気になります。

ということで、先日買ってみたのはこちら。

 

炭のフィルター

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 水道水を簡単にフィルターにかけるセットも店で売っているのですが、新たなプラスチック製品を買うのに気が引けてこの炭で手を打ちました。

 

 これを一晩水につけておいておくと、、、あらふしぎ、翌朝この水が非常にまろやかになっております。においもないし、舌触りが断然よろしい。

 

 息子も「うん、この水はおいしい」というので、我が家はこれから炭フィルターを愛用すること決定。

 

この炭フィルター、用途を果たさなくなったら砕いて土に戻すことができます。

 

最後は土に戻る・・・という売り文句にグッときましたわ!苦笑