争奪戦~日本の蜂はすばらしい~

 

 半端なく暑い毎日が続いているポーランド。スペインやトルコより暑くなっているって、聞いただけでめまいがすします。6月でこの暑さ、本番まだなのに7月8月までこんな日が続いたら、多くの町で水不足になりそうです。ちなみに、私もつい最近知ったのですがポーランドはヨーロッパの中でも一人頭の飲み水割り当て?が少ない国だそうで、その量はエジプトと匹敵するそうな。

 

 

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木の下で涼むリリットさん。家の中のほうが涼しいのに外がいいらしい。

 

 大雨が降っても、それを貯めておけるシステムがなければ木をバンバン切り倒しているので地下に自然に貯蓄しておくこともできない。そのうえ炭鉱が近くの水を干し上げているから笑えない。

 

 近い将来、本気で水バトルが始まってもおかしくないですね。いや、もう始まってるのかな。

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庭にあるカムチャツカ・ベリー。寒さには強いのですが、この暑さと乾燥でそうとう堪えてます。

 

 それにそなえて、地下水を我が家でも真剣に考えているのですが、いま国のあちらこちらでその地下水が干しあがっていて、公共水道を自宅に引っ張っていない人たちは大慌てしております。ですので、はて、どうしよう、、、。

 

 我が家は庭の水撒きはほぼ、雨水をつかいます。大きな瓶に貯めてあるのですが、先日の大雨にもかかわらず、すでに枯らしております。そして庭に池があるのですが(自然に任せているので、イモリの宴会の場となっております。つまり、蚊の幼虫の食べ放題 笑)ここも水位をチェックしないといけなくなりそうです。イモリさんが家を失ったら気の毒ですから。

 

 家を失うといえば、先日庭に取り付けた虫のホテル。結構いい口コミ?があるそうで、利用客が結構います。が、昨日はすごい場面に遭遇しました。

 

 まだ空いている部屋があるにもかかわらず、一匹の蜂がすでに穴にもぐって休んでいる蜂をホテルから引きずり出してるじゃありませんか。蜂世界の立ち退き請求ですか?それともなに、みかじめ料の支払いをしぶったとか?←どこの世界だ

 

 はじめ、私の見間違いかと思ったんですけど、家にいた息子を呼びつけて一緒に観察すること数分。

 

 確かに引きずり出して、2匹一緒に地面に落ち、その後どちらがどちらだか不明ですが急いでその部屋に突入している蜂がいます。で、2匹目が引きずり出す、、、と延々に繰り返してます。

 

息子「すげー、、、部屋の奪い合いか。やっぱこのエゲつなさはポーランドの蜂だわ」

私「(苦笑)、、、」

 

日本というのは蜂ですら素晴らしいと子供たちに教え込んだ(と見られる)自分に乾杯。爆