鬼がいても(心の)洗濯

 

 

 

 家を建てるというのが、途方もないエネルギーが要るというのをしみじみと感じ入ってる最近の私。なんなんでしょう、このやらなければいけない雑事の多さは!一人の目よりは二人の目で確認したほうがいいという事で、私も契約書などに目を通すのですが、そもそも日本語で読んだところで軽い頭痛を起こしそうな内容なのに、こちら(私にしたら)外国語ですからね。頭痛を通り越して、脳震とうを起こしそうな勢いです。

 

 でも人間得手不得手、があるようで私の知り合いなんかはエッセーをポーランド語で読むのは苦痛だそうですが、契約書や法律書ならなんでもこい、という人もいます。私ですか?秒速回答でエッセー一択です。

 

 脳みその中では、すでに建っている古民家風の家に住んでいる妄想だけ働かして、今日も開拓地でお仕事をしておりました。

 

本日の収穫。後ろは地生えのキイチゴ収穫場

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キイチゴのほかに紫蘇もバリバリ収穫です。このキイチゴはジャムに変身していただいて、食糧庫へご案内いたしますの。ふふふ。

 

 

ポンポンポンと4連発のキノコ列

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 このきのこたち、なんだかおいしそうでそそられるのですが、今朝も車の中で『今年のキノコの被害者』の話を聞いたばかりなんですよね。さらにこの被害者の家には自家製キノコの瓶詰がどっさりあったようで、その瓶の中のキノコを調べたら半数以上に毒キノコが入っていたそうな。

 相当なアマチュアさんだったようですが、彼女が他の人にこの瓶入りのキノコをあげていないことを祈っております。っていうか、それだけ間違えるなら、キノコ狩りしちゃダメじゃん・・・。

 

矢印の部分にご注目(っていっても見えないか・・・)

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上がさわがしいと見上げると、どうもワタリガラスのつがいが旋回しています。このカラスが鳴き声を上げた瞬間、敷地内の鳥たちの声が一斉に止みました。どうも我が家が彼らのテリトリー内になるようです。

 

 

私がせっせと収穫している間に旦那はヒーヒーと木の始末に追われておりました。

 

 

 身体を動かすので小腹がすきました。庭で採れたシソの葉ペーストと、これまた庭で採れたトマトのオープンサンドイッチ。そういえば赤ワインのボトルが開いていたな、とひっぱりだしたのは陶芸家、高橋協子さん作の『鬼のぐい吞み』。赤ワインが血の池に見えて、なかなかかわいい。(←ちょっぴりだけ、世間一般のかわいいというポイントとずれているようなのですがお気になさらないでくださいませ)

 やっぱり食事は自分の好きな食器を使うと、それだけでなんだか豊かな気分になれますね。断捨離が叫ばれていますが、ここは譲れない。。。

 

 さらに、飲み進めていくと、鬼のパンツまでもが目の前に。

 

 よくよく見ると、この鬼さん額に汗をかいてますわよ 苦笑

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 『鬼のパンツはやっぱりトラ柄なのね』と、妙にほっこりしながら飲み干しました。

 

 

*よいこの皆様、受験前、試験前の皆様は『鬼の居ぬ間に洗濯』の解答欄に印をつけましょうね。(笑)