チャイニーズ・メディシンの行方

 

  基本的に抗生物質系の薬が好きではないペレック。病気になる前に、といいますか、まず病気にかからないように務めてはいますが、かかってしまって病院にかかると必ず処方される薬の山。(風邪ぐらいじゃ自力で治しますけどね)

 

 そりゃね、病のリング、じゃないけれど一家総出でウィルス系の病気にかかったら皆で一斉に薬をつかわないとネバー・エンディングストーリーですね。昔ドイツに住んでいたころ、子供たちが幼稚園から風邪をもらってきて次々にダウンした折には、小児科の先生が私たち家族を見て「一斉に注射うつからね。そうでもしないと、お互い感染させて収拾つかない!」とジャンジャン打ってくれて我が家の病リングを留めてくれた記憶があります。

 でですね、最近ちょっと薬草で治療?したい分野がありまして初めはポーランドの薬草を片っ端から調べていたのですが、私が欲しいブツは複数の薬草をそれこそキッチリ計って煮詰めなきゃいけないことに気がつきました。

 そりゃ、数点ならできるけど10点近くの薬草を煮詰めるって、そりゃペレックまだそこまで技術と忍耐がありません。

 

 そこで日本にいる姉の一人に相談すると「漢方があるじゃないの」という話になりまして、いろいろチェックて「よし」と思った漢方をアマゾンで注文しようとしたら・・・・ポーランドに配送はしませんですって。

 

でたよ。

 

ぬか喜びさせやがって・・・。

 

とにかく速攻で欲しかったので、東京に住む姉にその漢方を転送をしてもらうことになったのですが、郵便局から戻ってきた姉から怒りのメール。

 

「なんなの、あの郵便局!しつこいぐらい中身の事を聞いてきて、『ハーバル・サプリメント』と書いたら『チャイニーズ・メディシン』に書き直せだって。は~、世知辛い世の中になったもんだわ。『チャイニーズ・メディシン』なんて怪しすぎるじゃない!」

 

うん、その名称だと確かに怪しいヤクが入ってそうな予感。

 

税関職員じゃない私でも、その荷物とめるかも。苦笑

 

日本の税関を出てもポーランドで止められる可能性が大だしね。

 

ドキドキしながら荷物追跡をしていたら、あら、ワルシャワの税関は結構な速さで通過させてくれてるじゃないですか。

 

世界の漢方、万歳!

 

『チャイニーズ・メディシン』でも疑われないんだ。←妙に感動

 

と喜んだのもつかの間、ポーランドの南部に住んでいるペレックのところには税関の問題よりポーランド郵便の問題があったんですわ。

 

EMS値段払っていても、地方の郵便局にはあまり関係ないのかも。トホホ

 

カーテンレールで乾燥中の我家のハーブ。けどねぇ、今回必要な薬草は我家の庭にはひとつもなかったのよね~。

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