夫婦像、かくあるべき

 

 

大学生の娘は大学生寮で他の学生と部屋をシェアしているのですが、その友人との会話の一こま。

 

友人:「うちのお父さんさ~、すごい肉食なんだよね。昼ごはんに肉がないと納得できないみたいで、ちょっとライト級の食事が出ると『昼ごはんはいつなんだ』とかネチネチいうんだよね。で、お宅の家でもそうなの?お父さんや弟も、同じようなこと言う?」

 

え~、たしかにポーランドでは肉食の人(特に50代を過ぎた層ですかね)が多いですね。それも男性に多いのは何故でしょう。

 

それを聞いた娘。エヘンとしながら一言。

 

娘:「あ、うちね、『母ちゃんが作ったものは文句言わず食べなさい』が暗黙のルールなんだよね」

 

はい、100点満点の回答です。笑

 

が、友人は鳩が豆鉄砲を食らった顔をしたそうな。

 

友人「・・・お父さんもそうなの?」

 

娘「だって、お父さんがそういうんだもん・・・」

 

そこには唖然をとおりこした友人の顔があったそうです。苦笑

 

ま、いろんな夫婦像があるのですが、最近読んだ本でWohlleben PeterのDuchowe Życie zwierząt(英語のタイトルはThe Inner Life of Animals: Surprising Observations of a Hidden World になるかな?)があります。この筆者は有名なドイツの森の管理人とでもいうんでしょうか。いくつか本を出していますが、この本の中ではいろんな動物のいろんな夫婦像が記載されています。

 

ポーランド語版の表紙

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野次馬でないあなたも楽しめる。

 

野次馬なあなたはもっと楽しめる、というような内容。爆

 

私個人的にはメスヤギがオスヤギの何に対してグッとくるのか、読んでいてのけぞりかえりましたがね、なかなか興味深い本です。

 

動物行動学に興味のある方、ホモ・サピエンスの他所の家庭事情より、他種の家庭事情のほうが気になる方にお勧めの一冊です。