山を飛び 谷を超え 

 ※タイトルは昔のアニメ、「忍者ハットリくん」のハミングでお願いします

 

  1週間ほど、ブログを放り出してどこをうろついていたかと申しますと、アルプス越えをしておりました。

 

 なんだかイメージ的には昔の世界史で初めのころに出てくる「ゲルマン人の大移動」ですね。自分たちは整備された道路を走りながら「1600、1700年前はここを南にゲルマン人が走りぬけたのね(?)」なんて妙な想像がかけめぐりましたが私には久しぶりのアルプス。夏場でも山の美しさにうっとりです。

 

 今回はイタリア領土のドイツ語圏に滞在したのですが、やっぱりイタリアだけあって観光地にもかかわらず、食事どころがランチタイムを過ぎると午後6時ごろまで閉まってます。 割と早めに夕飯を取るのに慣れているペレック夫婦も、最後のほうには夜の8時から飲みねぇ、食いねぇと暴飲暴食を続け・・・・アルプス・トレッキングをしたはずなのに、アルプスは下を見下ろすと胸部じゃなくて自分の腹部に見えるってどうよ、これ。

 今回の旅行は別名「グルメ旅行」と名づけてもいいぐらい、二人で食い倒れをしていたのでせめて秋までにこの自分の腹部に姿を現したアルプスを、そうねぇ、八高山ぐらいにはと考えている次第です。

 

 そして、帰り道は映画と小説「薔薇の名前」で有名なメルクの町に一泊してきました。町はこじんまりとしていて観光で成り立っている土地ですね。ここも治安がいいので、到着した日は夜遅くまで散歩して、翌日の朝一番に修道院観光にでかけてきました。この修道院は朝1番にのりこまないと、次から次へと観光客がやってきます。早起きは3文の得、を心に刻み付けて朝チケット販売が始まると同時に入場するのをお勧めします。

 

ドナウ川のほとりから撮ったメルク修道院 

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この本は、昔旦那からクリスマス・プレゼントとしてもらいました。よい本です。

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 ちょっと前出かけていたポーランドの北の町グダィンスクと比べてなにが違ったかって、さすがアルプス、世界中の観光客が多かった!特に中国からの観光客の数には圧倒されました。まぁ、世界人口の5人に一人が中国人(これ、私が中学か高校時代の地理の授業で教わった気がします。今はどうなっているんでしょうね)だというんだから、驚くほうがおかしいのよね、きっと・・・。

 

さて、来週からはポーランドの片隅で庭弄りに励みたいと思います。