時代遅れ

 

 

 娘が週末に日本から戻ってきました。水族館での実習で例外なく皆さんによくしてもらったそうで、ポーランドに戻ってきてからも友人たちに「日本の水族館は仕事は楽しいし、人は親切で優しいし、すごくいいところ」と吹聴して回っています。中には『私もいく!チケット代はいくら?』と、チケット代を心配する前に日本語の勉強をしたほうがいいんじゃないか、という人もいるとか。苦笑

 

 彼女の友人たちも夏休みはバイト・研修・ボランティアのどれかで忙しいようで、なんだか私の学生時代(バイト・バイト・そしてゼミ合宿)とは大違いですな。

 

 大違いといえば、若い人たちの仕事感もだいぶ変わってきました。ポーランドでもひとつ前の世代(う~ん、今の40代でしょうか)は、ちょっとジャパニーズ・ビジネスマンを髣髴させるような人も相当数いて、彼らのおかげで経済が相当上向きに引っ張られたと思うのですがミレニウム世代は「仕事するために生きるんじゃなくて、生きるために仕事するんだ!」と、どの分野でもあまりガッついていないようです。

 

 ま、時代が変化しているのね、とぐらいに思っているのですが、先日「う~む」と考えさせられる記事にヒットしました。 記事の本文は

www.huffingtonpost.jp

をクリック。

 

 「継続は力なり」という言葉が揺らぎ始めている、時代遅れになりつつある、ということなのですが複雑な気持ちで読みました。自分の感覚がすでに時代の流れからおいていかれているのか、と呆気にとられつつも『そうかもね』と納得いく自分もいて、なかなか考えさせられます。

 

 結局行き着いたところは、「子供の人生は子供のもの。親の価値観で下手にアドバイスするのは危険だな」ということでしょうか。

 

 でも私、あの「親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はな」て諺、好きなんだけどねぇ~・・・苦笑

 

 なんて物思いにふける親をよそ目に、娘は来週から国内のアザラシ保護センターでボランティア、息子は更なるバイトの毎日にいそしんでおります。

 

 

日本の実家から「暑い・・・ただただ暑い」というせりふしか聞こえてこないので、視界だけでも涼しく・・・  先日トレッキングしたアルプスの一風景

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