それ、あなたがやっちゃいますか?  

 

 ポーランド、法務省副大臣のヘイト・スピーチ指揮問題で大スキャンダル状態です。だって、法の番人の最高機関で、現政権になびかない裁判官のヘイト・スピーチを指揮していたとリベラル報道機関にすっぱ抜かれたんですもの。(国営の報道機関は、中立な報道機関としてはもう機能してません)

 

 イメージがわかない方に、もうちょっと別の例で説明しますと、そうですねぇ、野生動物保護団体が違法狩猟用の罠をガンガン販売しちゃっているようなもんですかね。←例えが悪いかしら 汗

 

 副大臣は表面上更迭になりましたが、みな「彼を指揮していた人がいるでしょう・・・」と、このままでは終わりにならない模様。う~ん、もしこれで終わりになったらこの国の法律機関はそうとうまずいですね。だいぶ前からヨーロッパ中の新聞で騒がれています、『ポーランドにそもそも民主主義は存在するのか』と。私も聞きたい。

 

 どうでしょう、最近も国会議長が国の軍用機をタクシー代わりに使っていたのがばれて、国民が税金の無駄遣いだ!と怒ったため議長を首になりましたが彼の党も彼も「国民の意思を尊重して議長はやめるけど、法律違反はしていない!」とふんぞり返りましたからね。で、また堂々とこの秋の選挙に出馬するそうですから、すごい神経です。

 

 もぉ、こういう人たちの思考回路が私にはついていけない。で、いままでまったく別世界の思考?といいますか、そもそも思考や精神なんてものがあるのかとその存在すら特に意識しない生き物に、興味深い精神構造があるというのを最近知りました。

 

こちらの本。

f:id:Nietoperek:20190822202143j:plain

ただ今ポーランド語版を読んでいるところですが、タコにびっくり。今まで想像すらしなかったタコの心?!があるんです。

 

日本では英語版が出ていますね。

f:id:Nietoperek:20190822202248j:plain

 

 タコの精神構造が理解できて、上記ポーランド人たちのホモ・サピエンスの思考回路がさっぱりわからない私。問題は私にあるのか、上記の人間にあるのか・・・・。(←自分に問題があるなんて、これっぽっちも思っていないんだけどね 笑)