公共料金

 今年から、電気代、ガス代、そしてごみ代の値上げが待っているポーランド。一般家庭をド・ストライク並みの威力で襲ってきます。ただえさえ、インフレ気味なのに、このトリプル値上げはなんですかね。

 

 それを見込んでか、はたまたエコ精神の延長なのか、昨年末のクリスマスは近所を見渡しても例年に比べて光のイルミネーションをしている家がめっきり減っていました。まぁ、きれいといえばきれいなのですが、家の周りを一晩中ピカピカさせていたら、翌月の電気代の請求書は見るのに勇気がいるでしょうね。我が家は先月末の検針のときに「ご近所に比べるとだいぶ低いですね」と電気会社の検針担当者にいわれ、さすがに自分が鶏のような生活を送っているとは言えなかったチキンな私。倹約というより、暗くなると眠くなるという体質なんですけどね、、、。

 

 そして、今非常にもめているのがごみ代。なんでも、自治体の管轄なので居住地によってごみの廃棄値段も相当変わってくるんです。ルールもそれぞれで、私の住む地域は居住面積によってごみ代がはじき出されるのですが、義父母の住むところは住む人の頭数によって値段がかわってきます。ということで、私の地域では一人で大きな家に住んでいるのは非常に不経済なのですが、義父母の地域ではとにかく住民の頭数がものを言う。一人暮らしで大きな家でゴミをこれでもかっ、と生産してもそれほど懐は痛まず、狭いアパートで5人暮らしの家族のほうが支払いが多くなります。(実際、住んでいる人の数が減れば、ごみの量も減るはずなのですが、ポーランドは日本のように住民票=その人が実際にいる場所、というわけではないのでこの点を悪利用して住民票だけ別の場所に移してごみ代をケチる人もいるんですな)

 

 そんななか、ある自治体なんて前年比100%以上の値上がりが予定されているって、それって、さっくりごみ代が倍以上にあがるってことですよね。これは財布に痛いですな。でもそれだけ、もうゴミの処理能力がアップアップしているってことでもあるんですね。

 

 ゴミを出さない生活にシフトチェンジしないと、人間がゴミで埋もれていきそうです。あ、年末年始、リトアニアの首都はごみが回収されなかったようで(約1ヶ月?)強烈なことになっていたようです。

 

 

 

 

 いい加減、お正月モードを抜けて食事を見直さなくては、、、と思っていた矢先に旦那がルンルンと近所で買ってきたケーキ。包装は紙で包んだだけ。うん、許容範囲のゴミ。

f:id:Nietoperek:20200107022729j:plain

 

 -お知らせ-

ハンドルネームを統合しました、、、というか、あまりに煩雑としてきたのでやらざるをえなくなりました。ブログ・タイトル変更の次はハンドルネームを変更したので「あなた、誰よ?」と問い詰められそうですが、書き手に変更はございません。←(証明のしようがないんだけどね~ 汗)