砂糖税

 

 何かといいますと、え~、タイトルそのまんまの砂糖にかかる税金ですね。この法案を今、国会で通そうとしているそうで2022年までにはがっつりと税をかけて導入したいと。ターゲットは清涼飲料水や100%以外の果汁ジュースで、今のところは製菓やヨーグルトは考えていないそうです。

 

 無駄遣いが多くて金遣いの荒いと有名な現政権が、予算を確保するために新たな税収入の道を見つけた、と揶揄されていますが、う~ん、この清涼飲料水やなんちゃってジュースに税金をかけるのは、個人的には反対ではありません。

 

 ポーランド、子供の肥満率の上昇がすごいんです。そして、例外なく肥満児のいる家庭で飲まれているのがこの清涼飲料水。おやつだって、足並みそろえて脳天をかち割るような甘み一直線のポーランド菓子を食べながら、この砂糖水清涼飲料水を飲んでいたら、、、、想像しただけでこちらの血糖値があがります。甘い物好きは私でさえこれですから、甘いものが嫌いな方は拷問レベルですね。

 

 砂糖の消費量も年々上昇しているらしく2018年には一人頭平均で、その前年より6kgの消費増加って、眩暈がするのは私だけじゃないはず。

 

 その増加も伴って糖尿病患者の数のうなぎのぼり。今先進国だと、糖尿病をさらに悪化させないような治療が主だと思うのですが、その方法だと国が高くつくので、手っ取り早く?切断して義足を進めたりします。(恐ろしい、、、)国民の医療費が基本無料なので、だからこそ国は目先の一番安い方法で対処します。普通なら働き手となる年代の国民の手足の切断より、薬や別の方法で対処しますから。

 

 ということで、あまりにも医療費がかかるから、ここで税金をとって、その資金を治療に回すそうですが、さて、どこまで効くのか。すでに同じような税金が課されているアメリカやイギリスでは効果があったようですが、う~ん、どうだろうポーランド。

 

 我家の砂糖いれ。(一番右の壷)お菓子を作らなければ全部使い切るのに、数ヶ月かかるかなぁ・・・。

f:id:Nietoperek:20200109223904j:plain