首切り コロナ不景気一直線
本日月曜日、そして3月末日になる明日31日はポーランドでひそかに、そして大々的に首切りが行われています。コロナウィルスで多くの企業が在宅勤務に切り替わりました。でも、在宅が不可能、なおかつ閉めなければならなかった企業の多くが、たとえ国の補助があったとしても従業員カットを予定しているというアンケート結果が出ています。ポーランド自体がコロナによる被害がそれほどでなくても、取引先のイタリアやスペインが会社を閉めているので仕事にならないんですね。
知り合いの会社でも、従業員カット、そして残った従業員は一律給与カットが続々とでています。中には、60%カットというところもあるようで、聞いていてめまいがしてきます。また、ポーランドで「ゴミ契約」と呼ばれている保証が一番低い契約社員は次々に仕事がなくなり途方に暮れている人も少なくありません。
さらに、食料品のインフレは続いていますし、といって、コロナが収束する気配は全くない、というか、まだピーク前ですね、ここは。これからがふんばりどころ。ただ、終わりが見えないのがつらすぎる。
ポーランドは現在不必要に家から出られません。下手に3人以上で集まっていると罰金です。ということで、多くの国民は家に籠っているのですが、これはこれで弊害があるんですね。あちらこちらで家庭内不協和音がきこえてきているようです。
24時間、狭い家の中で家族が一緒にいると、そりゃ、まぁ、簡単にイラっとくるでしょうね。皆さんの導火線ががっつりと短くなっております。中には家庭内暴力もあるようでなんだか聞いていて切なくなるような、どっしり落ち込むようなニュースが流れています。
それでも、そうだとしても、頭の上に屋根があって食べるものがある現状に感謝です。
イラっとくるときは甘いものに限ります。昨日のおやつ。大福を作ってみました。