数字は嘘をつく

 ポーランドでもじわりじわり、コロナの感染者数と死亡数があがっておりますが、この国民の数にしてはあまりに少ないな、と思っておりました。いえ、私だけじゃなくて、多くの国民が「あやしいぐらいに低い数字よね」と囁きあっていたのですが、昨日の新聞記事を見てお茶を吹き出しましたわ。(失礼・・・)

 

 だって、ポーランドの死亡数や疾患理由、WHOがはっきりとポーランドの死亡数データに信ぴょう性がないと言い切っているんですもの。それも今に始まったことじゃないらしい。医者の中にも「普段の死亡原因もね~、こう、記入に統一性がないから疾患とその死亡率の間の数値を信用するのはどうかと思うんだよね~」と。

 

 イタリアなどの国が死亡者にも検査して(確認している)ため、すごい数のコロナ死亡者数という数値になって現れていますが、ポーランド、そもそも「あやしい、、、感染症状あり、、、」と医者が思っていても、確認する前に死亡された場合は、コロナ死亡者にカウントされません。また、別の病気を持っていて、コロナが病気の悪化に拍車をかけたのがわかっていても、それを証明できない限り別の死因としてカウントされているということで、政府発表の数値のしたには、いったいどれだけカウントされていない数字があるのか、微妙なところです。

 

 

 

 さらにビックリの数・・・といえば、今全国の子供たちが眩暈をこらえながら、受けているオンライン授業。国の番組が(日本のNK教育テレビみたいなかんじですかね)子供たちのため、と流した番組の数学があまりにひどいと、全国の教員や一般人から非難ゴウゴウ。

 だって、掛け算でマイナスとプラスを掛けたら、もちろんプラスとかふざけたこと言っているし(当然マイナスです)、小数点を動かしている間に、いつのまにか数値が変わっているし、で、その授業を進めている人が全然それに気が付かない。「そんな百害あって一利なしのような番組を見せるんじゃない!」と教育者や保護者達に滅茶苦茶たたかれています。

 私、数字にひどく弱い人間ですので、念のためその番組を見てみました。もしかしたら、皆さんの要求度が高いんじゃないかと、ちらっと思ったので。でもですね、その私でも「あれ、あれ、、、、ん?!どうした、これ?」という無茶苦茶な番組。要求度以前の問題で、数学のルールが崩壊している。爆

 

 いやぁ、、、数字は嘘つかないというセリフを昔どこかで聞いたのですが、いえ、めちゃくちゃ嘘つきますね。

 

 

こちらは庭に来るエサ鳥の数を数えている(と思われる)リリットさん。

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