目には目を、歯には歯を、恥知らずには恥なしで

 

 一週間以上続いている、国内のデモ。多くの都市で、過去最大のデモ参加者になっていますが、それでも「この混乱の理由は警察が初期段階にちゃんと処理しなかったからだ」と責任転換する現政権。居直り強盗もここまでくればすごい。さらに、デモの人たちが使う言葉が「下品すぎる!」というセリフに、デモの女性たちは「上品な言葉を使っている間はあんたたち、鼻で笑って相手にしなかったでしょうに」と。

 

 ふと、ポーランドの幼稚園の暗黙のルール?を思い出しました。

 それは 『やられたら、すぐ同じようにやり返せ』

 これ、日本人に言うと眉をひそめられるのですが、このルール、こちらの幼稚園の先生すら公に支持はしないものの『そうでもしないと、やられっぱなしの子供になるからね』という認識です。

つまり、自分がされて嫌なことは相手にしない、というのはよろしい心構えなのですが、そういう行儀のいい子ばかりでないので、これを徹底的に親に叩き込まれるとやられっぱなしの子供になる、という件もあるので、やられたら、すぐ、やりかえせが妥当らしい。これがここで生きていくルールなんでしょうかね。

 これが、勢い余って今のデモの「恥知らずには恥なしで」という感じなんでしょうか。

 だって、教育相が堂々と「デモ開催予定日に講義を休校した大学は助成金を減らすこともできる」と平気な顔して言うんですよ。助成金とかって、その大学の研究結果や、その研究などの広範囲での将来性があるものに国が配分するんじゃなかったでしたっけ?

 それを、まるで政府にたてつく大学には助成金をやらないって、なんですか、これ。

 また、デモの様子を撮影していた女性記者を殴り倒した「ならず者」は、警察に逮捕されましたが検察が圧力をかけて放免。

 つまり、政権に反対する人を殴っても無罪になる、という理解でいいのでしょうかね?

 こういう斜め上をいっちゃった人たちに、まともに論争しても話にならないので、ならこちらも恥なしの心構えでやり返す、ってやつでしょう。

 負のループにはいりそうですが、まともに話してもわからない相手に真剣に向き直って説得するというのはもう、時間の無駄ということでしょうか。

 

 ちょっと話は変わって、先日XX回目の誕生日を迎えた私。時期が時期ですので外に食べに出かける気分にもならず、欲しいプレゼントも特にないので旦那には「今年は別にいいわ」と言っておいたんです。が、「そんな恐ろしいことをしたら、死ぬまで『あの時なにももらなかったと言われる』。何が欲しんだ、言ってくれ」とな。

 この人、私の事よくわかってる。爆

 ということなので、日本人が経営している食堂の抹茶ケーキをホールでお願いしました。

 

ブロツワフにあるカメさん(@kame.wro)の抹茶ケーキ。

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そのうえ花まで買ってきてくれました

 

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 いやぁ。。。そんな、自分で辞退したプレゼントもらわなくても、目には目をなんて私、やりませんよ?笑