外国人が少なすぎる弊害

 

 

 本日のタイトル、なんだか硬派に熱く社会問題を語るんじゃないかと期待された方ごめんなさい。ポーランド社会、確かに外国人(っていいますか、見てわかる「コーカソイド」以外の人種ですね)は西側のヨーロッパに比べたら、いや、比べ物にならないぐらい少ないのでペレックなんかもそこそこ目立ちます。が、本日はその話じゃなくて、ここしばらく続いている買い物難のはなし。

 

 若かりし頃、日本人の中でも群を抜いて硬くて多い髪の毛だった私。年々その硬さも多さも収まってきていますが、それでもポーランド人の同年代に比べたら間違いなくまだまだ髪の毛が多い部類に入ります。そんな髪の毛をまとめるのに、この国の女性がよくやるようなピン一本でピッと形よく決めることが、、、できるわけがない。

 

 ピン一本ですよ!

 

 どう間違えたらそんなピン一本で全部の髪の毛がまとまるんだ、とインチキ賭博を見せられている気もしますが、これ一本でまとまる人実際にいるんですね。

 

 しかしですね、ペレックはそんな技に挑戦しようなんて身の程知らずなことは考えずに、日本で売られているお団子を簡単に作るセットをアマゾンで注文しようとしたら、、、ポーランドに発送しないっていうじゃありませんか。

 

 なんの嫌がらせでしょう。

 

 仕方なく、ポーランドの楽天(?)らしきものでキーワードを打ちまくっていたら同じようなものが見つかったので即効買い。

 

 そう、コーカソイド人種でも髪の毛が多い人はやっぱりいるので、市場に需要があったようです。私以外にも購入者が結構いましたもの。

 

 それで気をよくしたペレック。

 

 セルフまつげパーマを探してみました。

 

 撃沈よ。

 

 この国、エクステをしてくれる場所はあちこちありますがまつげパーマというのはまだ聞いたことがないですね。

 

 基本的に睫毛が上に向いて生まれてくる?ので、マスカラだけ、もしくはそれこそチョッと上に向けるだけのビューラーで十分に違いない。

 

 これがドイツなどのアジア人が多く住む国だと間違いなくまつげパーマがあるんです。(15年以上前にフランクフルトで宣伝見たもんね)なのにポーランド、コーカソイド以外の人種が少なすぎてそんな需要も供給もないときた!

 

 もちろんポーランド楽天(←勝手に命名)でも見つかるわけがない。

 

 買う人がいないんですもの。

 

 ということで、母親に「あんたの年で睫毛パーマって、、、デビュー遅すぎない?」と耳に痛いことをいわれながらも日本で注文して実家から送ってもらうことになりました。

 

 いえいえ、美の意識はいくつになっても遅すぎることはないんですよ。

 

 とくに「見かけ」「身だしなみ」にうるさいポーランドに住む身としは、ね。