エコなコウモリ

 ペレックの好きな生き物のなかに「コウモリ」があります。

(あ、その他にはねぇ、猫とからす、犬とペンギン・・・って、ただの動物大好き人間ともいえる)

 

 あまりにコウモリ愛が高じて、「こうもりの会」にも入会しています。

 

 日本でのコウモリのイメージは、、、私がかつて住んでいた場所には「コウモリ」の「こ」の字も聞こえてこないような場所でしたので、身近な人でコウモリに関するコメントを聞いたことがありません。ていうか、自分の目で観たことがなかったし・・・。

 

 そして一方、ポーランド。こちらはですね、悪魔の使いやら、昔からの伝統的なマイナス・イメージ、思い込みなどもあるのですが、それでもここ20年ぐらいのオカルト・ブームのおかげか、全体イメージが見直されてきたりしてます。私個人的には、マイナスイメージのコウモリも、それはそれで可愛いと思うんですけどね。(これが「ブサかわ」の心理なんですかね)

 

動物園の熱帯エリアで、天井を見上げたらなんと生きたコウモリがぶら下がってました。注意書きには「夕方になると低空飛行するので頭上注意」って。どう注意すればいいんだ?

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これも園内のコウモリ説明プレート。なかなかキュート。

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 ポーランドのコウモリは虫を食べる種なので、エコな蚊よけ?として推奨されていますし、彼らのおかげでEUから古い建築物の舗装費用を振り分けてもらっています。

 ということで、彼らを保護をすることで町の復興資金が出るので「御コウモリ様」の地域も存在します。

 

街中でふと見上げたら、すごい窓ガラス発見。

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 ちなみに、ペレックの友人宅も、夏になるとコウモリが寝床として屋根下付近に居座るようですが、この友人は済ました顔して「宿を提供しているんだから、めい一杯(虫を食べて)働いてもらわないと」と述べております。

 

 ほほえましい共存風景です。(この友人が腹いっぱいのコウモリをさらに仕事に追いやらない限りはね)

 

 薬をまく、蚊取り線香を使う、じゃなくてコウモリに虫を食べてもらう。

 

 我が家にもこないかなぁ・・・。