皆幸せ・・・ンな訳がない
本日は我が家の黒猫リリットさんの定期健診+狂犬病の注射に行ってまいりました。
昨年の夏はいろんな病気?といいますか、いろいろやってくれましてかなり頻繁に動物病院に通っていたペレック。前に飼っていた犬やネコがいるため、通院暦は結構長い我が家。この病院の院長夫婦が個人でこじんまりと開業したころから通っているのでかれこれ12年越しの顧客?(この呼び名でいいのかしら・・・私患者でもないし、当然患蓄でもないし・・・)です。
昨年の秋以降は「健康優良児」を絵に描いたようなネコに変身し約1年弱、病院にお世話になっていなかったので本日は久しぶり。
ええ、先生も顔を見るなり
「おひさしぶり~」
とはじまり、話し出す、話し出す。笑
リリットさんはかごの中ですでにフリーズ状態だというのに、ネコに一瞥くれず話す話す。笑
娘が獣医大に行く、それも先生の出身大学とわかると話がさらにヒートアップ。
とまらない。
娘も、いくつか先生に聞きたいことがあったそうなので、ここぞとばかりにもう、お話大会。アハハ、アハハと楽しそう?なのでほかの見習いさんたちもワラワラと集まってきて、いろんな情報が飛び交って娘は満足。先生も非常にお話モード。診察台の反対がわに腰をかけて、見習いさんに「はい、体温測って、注射して」と指示すると、再び私たちと話し出すし。(こちらの先生の名誉のために補足させていただきますと、南ポーランドでは屈指のすばらしい腕を持つ獣医さんです)
どこそこの先生にいきなさい、とか娘の希望に沿う海外研修するならあそこがいいとかいう情報も飛び交い娘はご満悦。
先生も見習いさんも、息抜き?のトークが満載でアハハと上機嫌。
ペレックも楽しくお話できて満足。
・・・そのなかで、ええ、貧乏くじを引いたのはリリットさん(と待合室にいた人。スイマセン 汗)。
リリットさんは写真を撮るのが申し訳ないほどワナワナした顔をしてかごの中に戻っていきました。
『みんなが幸せになるのって、難しいのね』と声をかけようかと思ったけど、下手なことを言って夜中に顔を引っかかれるのも嫌なので、やめておきました。
今日届いた白衣。いや、教科書も高いけど、こういう備品調達で先月からすごい出費・・・。