不可能が可能になるとき

 

 

 ポーランドの電車、すごいです。なにがすごいって、どうしたら毎回毎回これだけ遅れるんだ、と。

 

 我が家は娘が高校時代の3年間、電車通学だったのですが大事な試験のある日は2本ぐらい早い電車に乗るのが普通でした。

 

 さらに、朝電車に乗り込んで出発を待っていたら、アナウンスが流れて「何番線から出発に変更となりました~」とな。そうすると電車に乗っていた半分ぐらいの人がみな目的のホームまで大移動。

 

 朝の通勤通学時間に、さらっとこういうことをやってしまう。もぉ、笑うしかない。

 

 先日は週末に娘が電車で寮から帰宅する際、2時間弱電車に揺られるはずだったのに、理由も説明もなくプラス1時間もの延滞。

 

 ありえないでしょ。汗

 でも、ありえるんだな。笑

 

 だから、電車を利用しないで車に乗り換える人が増えて・・・・国中車があふれて今度は駐車場が足りないと困っているし。

 

 困るポイントがなんだか違うんですけどね。

 

 ということで、ポーランドで電車移動するときに何が怖いって、電車の乗り換え。一番安心は乗り継ぎなし。何時間電車の中にいることになるかわからないけど、少なくとも目的地にいつかは到着するはず。

 

 ああ、たかが電車の乗り換えごときにこれだけアドレナリンがでるなんて、なんてエキサイティングな人生なんでしょう。

 

 でも、頭の中身が「約束された時間は守りましょう」を突っ走るペレック一家のメンバーには刺激が強すぎるようで『日本の電車レベルは求めないけど、でも、、、、耐えられん、、、』とな。

 

 遥か昔、自宅から大学まで毎日電車に揺られて通学していたペレック。もし、あの電車がポーランド並みだったら、確実に1限にあった授業は全部出席が足らずに落としてますな。