言論の自由とヘイト・スピーチ

 　ネット上で、「家の中のインテリアを語る会」に入っているのですが、先日一人の会員さんが自分の寝室写真をネット上にアップしたんですね。

　うん、、、ペレック的には、趣味じゃない。自分の家だったら絶対許可しないインテリアだわ、、、と思ったのでノーコメントでやりすごしたのですが、私以外にも趣味じゃない、という会員さんがかなり多数いたようでなんと、コメント欄に「悪趣味」「なにこれ？」「なに間違ったらこんな部屋にできるわけ」とまぁ、言いたい放題、書きたい放題。

　あまりの暴言に、こちらの気分も悪くなってきたのですが、一人の会員さんが「あなたたちの趣味じゃなかったら、コメント残さなくてもいいでしょう。なんでそんな嫌がらせのようなコメントを残すの？この写真を見せてくれた会員さんは彼女がこの寝室が好き、とコメントしているだけであなたたちの評価を求めてないでしょう？！」とリアクションしたら、これまた数人から「なに？ここはインテリアを語る会でしょ？悪趣味を悪趣味といってなにがわるいの？」という反応。

　すご・・・、どうしてそんな発想になりますかね。

　最後は「ここには言論の自由はないわけ？！」と逆切れ。

　ここで、ふと昔の知り合いを思い出しました。

　まだペレックが若かったころ、知り合いに　「自分って、病的に正直だから思ってることをそのまま言っちゃうのね。で、うそがつけないのよ。でも、そのせいで攻撃されるのよね、日本て本当に住みにくい」と豪語している人がいました。

　この方、「正直」という正当さを印籠にしてまわりの人の気持ちをバッサバサ傷つける方だったのでペレックもいつしか距離を置くようになりましたけどね。

　今思えば、日本人の中ではかなり珍しい部類でしたね。

　ていっても、こんな人が海外では通用する、、、、わけがない。苦笑

　普通の神経？をもった人からは確実に避けられます。

　この「家の中のインテリアを語る会」でも、まもなく管理人さんが登場してきて「会の規則に礼儀をわきまえること」、って書いてありますよね？あなたたちのそのネガティブなコメントは言論の自由というレベルじゃなくて、非常識！それがわからない人は、退会して頂戴！」と雷を落としておりました。

　ああ、まだまともな人がいるのね、とちょっとほっとした一幕でした。

　この「言論の自由」が「言いたい放題」、に脳みその中で微妙に誤変換されている人とはお付き合いする気力体力ないわぁ・・・。

我家にやってきて、我が物顔で日向ぼっこしているルディ（赤毛）さん。人生気楽そうでよろしいですな・・・。