変わるべきもの、変わらないでいてほしいもの

 前々回の黒猫たちの「働けよっ!」圧のおかげでしょうか?ここ最近はコロナが始まって以来の、スケジュールの詰まりよう。サクサク、仕事こなしております。そして、ポチポチ買い物しているので、貯まらない。苦笑 

 金は天下の回り物、これを座右の銘にしたいと思います。

 

 しかし、報道ステーションの「ジェンダーCM」、見事に炎上しましたね。私は怒れる知り合い経由でツイッターで流れてきたものを目にしたのですが、見て『あ~、そりゃ(女性は特に)イラっとくるだろうな』という感触。

 どんな形でも、女性というだけで差別を受けた人には『ん?なんだって?(怒)』と感じたと思うけど、こういう差別を受ける側じゃなかった人、受けてこなかった人には、このイラっと感が理解できないのでしょうね。

 「ジェンダー問題」、私がまだ日本にいた時分は(ん、ちょっと昔ね)『そりゃ、仕方ないじゃない』『世の中そんなもんよ』というのがまだ広く浸透していたんですね。そして出来る友人がボソッと『私、男に生まれればよかった』と口にした時にはちょっとした衝撃を受けたのを覚えています。あれから20年近くたっていますが、あの時からそれほど変化はしていないのでしょうね。

 是非とも変わってほしい、というか私たちの手で変えていかなきゃいけない事項です。

 

 でも、変わらなくていいこともあるかな~。先日、なにかの記事で読んだのですがなんと現在の30代以下の世代の多くがすり鉢というものを知らない、見たことがないという衝撃の内容。すり鉢を見たことがないって、胡麻はどうしてるのよ!と思ったら、なんと今、摺りごま自体が売られているんですってね。

 も、ビックリした!

 20年前に日本を出るときに、ゴマをするための小さなすり鉢を箱に詰めた私。でもジャガイモをつぶしたり、魚のすり身をつぶしたりするのは小さすぎて使い物にならないので追加で後日大きめのすり鉢を手配しました。

 

 すり鉢は岩見焼です。島根の元重製陶所さんの8号。すごい安定感と摺れの良さ。すりこ木は、なんと、私の母親のお手製、山椒の木で作ってくれました。

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 ええと、確かにフードプロセッサーで魚のすり身をつぶせばいいじゃな~い、という声が聞こえてきそうなのですが、その後洗うことを考えると断然すり鉢のほうがいいし、楽なのです。そのうえ保管場所も取らないし。さらに、言わせていただくとすり鉢は電気がなくても料理続行可能です。笑

 

 ちなみに、この『すり鉢でする』というのが楽しいらしく、時々子供たちが料理中にやってきてはゴリゴリ潰して喜んでいます。(安上がりな子供達だ 爆)

 

こういう日本の古いものは、残ってほしいなぁ。。。